当財団では、2010年度より指揮研究員を置き、将来有望な若手指揮者の研鑽活動の一助となってまいりました。
2018年度からは育成・支援内容を一部改定し「若手指揮者育成制度」として、引き続き次世代を担う若手指揮者の育成と活動の支援を行っています。

2019年度 募集要項

応募資格

指揮者として活動を始めている音楽大学の学生・卒業生、または同等の知識・技能と経験を持つ方。30歳程度までを目安とします。

募集人員

1名

支援期間

2019年4月~2020年3月

応募方法

以下の1~4を郵送で応募締切までに提出してください。

  1. エントリーシート[ダウンロード(PDF:128KB)
  2. 応募動機・将来の希望(A4用紙1枚、様式自由)
  3. 応募者が指揮している正面動画を記録したDVDまたは動画ファイル
    ※ 動画ファイルの場合は、YouTube、Vimeo、Dropboxなどにアップロードして、エントリーシートの所定欄に視聴およびダウンロードできるURLを指定してください。
  4. 選考料10,000円の銀行振込票

選考料

10,000円を応募の際に振込んでください。(前項4.)

振込口座

三菱UFJ銀行(0005) 麹町支店(616) 普通 1005111
<口座名義>ザイ)シンニッテツスミキンブンカザイダン

応募締切

2019年1月18日(金)必着

審査方法

  1. 一次審査
    応募書類・DVDで審査します。
  2. 二次審査
    一次審査通過者を対象に実技・面接を行います。
    [日時]2019年2月19日(火)17時以降(集合時間等は一次審査通過者に個別にお知らせします。)
    [場所]紀尾井ホール
    [実技審査課題曲]
    ・モーツァルト 歌劇「魔笛」K620 序曲
    ・ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調 Op. 67

送付先・お問合せ

公益財団法人 新日鉄住金文化財団 「若手指揮者募集」係
〒102-0094東京都千代田区紀尾井町6番5号

tel:03-5276-4500(10:00~17:00/土日祝休)

「若手指揮者育成支援制度」について

審査員・指導者

高関 健、下野竜也、広上淳一(敬略称)

育成支援パートナー

東京フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団

育成支援の内容

  1. 紀尾井ホール室内管弦楽団の各公演に際してリハーサルから演奏会までの全期間にわたって、指揮者のアシスタント活動を通じて、指揮者としての多面的な素養を身に着けていただくよう支援します。指揮者の判断により、リハーサルでの試し振りなどの機会も得られる場合があります。
  2. 指揮者アシスタント活動に支障のない範囲で、事務局において、オーケストラ運営と公演制作の現場に触れ、オーケストラ公演に関わる様々な局面への理解を深められます。
  3. 指導者のレッスンについて、計画を立てて受講していただきます。
  4. 活動期間中の指揮活動および関連する研鑽活動について、3か月単位で報告書を提出していただきます。
  5. 紀尾井ホール室内管弦楽団の活動期以外には、オーケストラ公演に関する実地の研鑽を深められるよう、東京フィルハーモニー交響楽団および読売日本交響楽団のご協力により、リハーサル見学などの機会を活用できます。

支援金

6月末、9月末、12月末、翌年3月末に分けて、総額50万円を支援金として支給します。

若手指揮者育成・支援に関する実績のご紹介

新日鉄住金文化財団は若手指揮者育成支援を目的として指揮研究員制度を2010年4月に発足しました。
2010年度は齋藤友香理氏、松村秀明氏の2名、2011年度は石﨑真弥奈氏、2012年度は再び原口祥司氏、平川範幸氏の2名、2013年度は秋山愛美氏、2015年度は大谷麻由美氏、林 直之氏の2名が指揮研究員として活動してきました。2017年度は該当者なしとなりました。
2010年度指揮研究員の齋藤友香理氏は、現在ドレスデンに留学中で、2015年ブザンソン国際式コンクールでオーケストラ最優秀賞を受賞。同じく松村秀明氏は、イタリアで開催された第11回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで第3位に入賞し、各地プロ・オーケストラで指揮活動を行っています。両氏ともに、高い評価を得て活躍の場をさらに広げています。
2011年度指揮研究員の石﨑真弥奈氏は、2012年第16回東京国際音楽コンクール<指揮>において、第1位から第3位なしの入選・聴衆賞を受賞、2017年第2回ニーノ・ロータ国際指揮コンクールで優勝しました。
2012年度指揮研究員の原口祥司氏は、ブダペストに留学してさらに研鑽を積み、2017年ブダペスト・ショルティ国際指揮コンクールで決勝ラウンドに進出しています。同じく平川範幸氏は2013年度から2年間東京シティ・フィルの指揮研究員を務め、現在、仙台フィルなどを中心としてその活動の場を広げています。2013年度指揮研究員秋山愛美氏も各地での公演で活躍しています。
2014年度は該当者なし。2015年度の大谷麻由美氏は京都市響との公演に出演、林 直之氏は2017年第1回ニーノ・ロータ国際コンクールでセミファイナリスト、同年2017年第1回ユーリ・シモノフ記念オーディテ・コンクール第3位・オーケストラ賞を獲得しました。
2018年度より、「指揮研究員」を「若手指揮者育成・支援制度」と改称して育成・支援内容を一部改め、引き続き、次世代を担う若手指揮者に伸びやかに研鑽を積んでいただく機会を提供してまいります。