当財団では、指揮者を志す音楽大学(研究科も含む)学生および卒業生等を対象として「指揮研究員制度」を設置しています。

2017年度 指揮研究員

本年度は選考の結果採用いたしませんでした。

設置目的・選考・活動などについて

設置目的

指揮研究員は、紀尾井ホールを活動の拠点として、その室内オーケストラ、紀尾井ホール室内管弦楽団(旧称・紀尾井シンフォニエッタ東京)の組織運営や公演制作の現場に接して、職業指揮者としてオーケストラや音楽ホールと共に仕事をすすめるための資質を高めることを目的としています。

対象

音楽大学(研究科等も含む)学生及び卒業生、これに準じる知識と技術を持ち、職業として指揮者を志す方。30歳程度までを目安としますが、年齢制限は特に設けません。

募集人員

1名

期間

2017年4月から翌年3月までの1年間

研究指導員

次の方々に研究指導員をお願いして、指揮研究員の審査・決定、指揮研究員の活動に関する具体的な助言、指揮技術の指導などを行っていただき、指揮研究員の活動が実りあるものとなるように方向付けをしていきます。

研究指導員下野竜也、高関健、広上淳一(敬略称)

研究支援パートナー

東京フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団

2010年度から2015年度の指揮研究員 実績のご紹介

 新日鉄住金文化財団の指揮研究員制度は2010年4月に発足しました。
2010年度は齋藤友香理氏、松村秀明氏の2名、2011年度は石﨑真弥奈氏、2012年度は再び原口祥司氏、平川範幸氏の2名、2013年度は秋山愛美氏、2015年度は大谷麻由美氏、林 直之氏の2名が指揮研究員として活動しています。
 当財団の指揮研究員に対して研究指導員をお願いしている、下野竜也、高関 健、広上淳一各氏の指導・助言のもと、これまで、紀尾井シンフォニエッタ東京の定期演奏会(年間5回)や、紀尾井シンフォニエッタ東京特別公演の活動を通じて、研鑽を積んでいます。
 また、研究支援パートナーである東京フィルハーモニー交響楽団の協力により、同楽団の定期演奏会をはじめとする演奏活動で、リハーサルの見学、オーケストラ内の鍵盤楽器パートでの出演、学校関連公演での指揮、副指揮などの機会を得て、さらに研究を進めています。
 2010年度指揮研究員の齋藤友香理氏は、2011年のサイトウキネンフェスティバルにおいて青少年のためのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」において、当初出演を予定していた下野竜也氏に代わって指揮者を務めました。現在ドレスデンに留学中。同じく松村秀明氏は、各地プロ・オーケストラで演奏活動を行う一方、イタリアで開催された第11回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールで第3位に入賞しています。両氏ともに、高い評価を得て活躍の場を広げてきています。
また、2011年度指揮研究員の石﨑真弥奈氏は、2012年第16回東京国際音楽コンクール<指揮>において、第1位から第3位なしの入選・聴衆賞を受賞しています。
 2012年度指揮研究員の原口祥司氏は、ブダペストに留学してさらに研鑽を積み、同じく平川範幸氏は2013年度から2年間東京シティ・フィルの指揮研究員を務め、現在その活動の場を広げています。2013年度指揮研究員秋山愛美氏も各地での公演で活躍しています。
 2014年度は該当者なし。2015年度の大谷麻由美氏は京都市響での公演出演、林 直之氏は第1回ニーノ・ロータ国際コンクールでセミファイナリストとなりました。