紀尾井シンフォニエッタ東京 第99回定期演奏会

2015年4月24日(金) 開演:19時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

予定枚数終了

助成:文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

雄風ゲッツェル、新たな息吹をもたらす
世界の名だたるオーケストラから注目され、主要ポストへの就任も次々と決まっているサッシャ・ゲッツェル。説得力のある音作りに定評があり、今最も勢いのある指揮者の1人です。名演奏家にして名教師であるアナ・チュマチェンコをゲストに迎え、愛弟子である当団コンサートマスター玉井菜採との息もぴったりなモーツァルト「コンチェルトーネ」、チュマチェンコが奏でる若々しい情感と気品に溢れた協奏曲第4番、そして最後を飾るのはシューベルトの「未完成」と人気を2分する傑作「グレイト」。ウィーンで生まれ育ったゲッツェルの歌心に導かれ、紀尾井シンフォニエッタ東京の名手たちが至福のハーモニーを織り成します。
出演者
サッシャ・ゲッツェル (指揮), ヴァイオリン アナ・チュマチェンコ、玉井菜採(ヴァイオリン) , 紀尾井シンフォニエッタ東京(Orch)
曲目
  • モーツァルト:2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調KV190 NAXOS
  • モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調KV218 NAXOS
  • シューベルト:交響曲第8番ハ長調D944「グレイト」 NAXOS
  • 【備考】表示のある曲は試聴できます。詳細はこちら。
チケット料金(税込)

S席 6,000円【予定枚数終了】
A席 5,000円【予定枚数終了】
B席 3,500円【予定枚数終了】
学生優待A席 2,000円【予定枚数終了】
学生優待B席 1,500円【予定枚数終了】

※B席および学生優待は紀尾井ホールチケットセンターのみでお取り扱いいたします。
※学生優待をお申込みの際には、必ず在籍学校名をお申し出いただき、コンサート当日は学生証をお持ちください。お申込みはお一人さま1枚とさせていただきます。また座席数に限りがございます。

 

※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。

※曲目は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。

チケットお取扱い
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
チケットお取扱い

チケットぴあ(Pコード:251-269 セブンイレブン店頭購入方法

イープラス

お問合せ

紀尾井ホールウェブチケット E-mail:webticket(at)kioi-hall.or.jp [(at)を半角の@に直してお送りください]
(10時~18時/日・祝休)

出演者プロフィール
  • サッシャ・ゲッツェル (指揮)

     ウィーン生まれ。ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団(BIFO)の芸術監督ならびに首席指揮者、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ブルターニュ交響楽団の首席客演指揮者を務める。ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者として活躍後、指揮者へ転身。ズービン・メータ、リッカルド・ムーティ、小澤征爾らの薫陶を受ける。
     ベルリン交響楽団、バーミンガム市交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィル、モスクワ交響楽団、NHK交響楽団、ルクセンブルク・フィル、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団他、客演多数。これまで共演した演奏家にはルドルフ・ブッフビンダー、ヴァディム・レーピン、ヒラリー・ハーン、ブランフォード・マルサリスらがいる。
     オペラ上演においては、ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパー、マリインスキー劇場などに出演しておりP.ドミンゴ、J.カレーラス、M.ロストロポーヴィチ、A.ネトレプコ他、世界的ソリストとの共演も多数。今シーズンはボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団との初のBBCプロムス出演を成功に導いたほか、11月に登場したウィーン国立歌劇場「フィガロの結婚」では高い評価を受け、今後の同劇場でのさらなる活躍も期待されている。ONYXレーベルよりBIFOと録音したCD(レスピーギ:「シバの女王ベルキス」他)3枚をリリース。

    サッシャ・ゲッツェル (指揮)

    サッシャ・ゲッツェル (指揮)

  • アナ・チュマチェンコ(Vn)

     ウクライナ人の両親の下、イタリアのパドヴァに生まれ、幼少時に家族と共にアルゼンチンへ移住。レオポルド・アウアーの愛弟子であった父の下、4歳でヴァイオリンを始め、9歳でデビュー。11歳でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏した。後に、リエルコ・スピレルに師事し、1960年にはアルゼンチンにおいて、シーズン最高のソリストに選ばれる。1963年よりヨーロッパに渡り、シャンドール・ヴェーグ、ヨーゼフ・シゲティ、ユーディ・メニューインの下に研鑽を積む。この間、ロンドンのカール・フレッシュ・コンクールで1位、ベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクールでシルバーメダルを獲得する。
     ソリストとして、リサイタル出演やオーケストラと共演する他、室内楽にも力を入れている。夫でもあるヴィオラ奏者のオスカー・リシィと、チェロ奏者のヴァルター・ノータスと共にミュンヘン弦楽トリオを結成し、既に20年間以上活躍を続けている。
     1990年よりミュンヘン音楽・演劇大学教授に就任。リサ・バティアシュヴィリ、ユリア・フィッシャー,アラベラ・シュタインバッハー、玉井菜採などを世に送り出す。また定期的に、ベルギー・エリザベート王妃国際音楽コンクール、シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールなど主要なコンクールの審査員として招聘されている。

    アナ・チュマチェンコ(Vn)

    アナ・チュマチェンコ(Vn)

  • 玉井菜採(Vn)

     京都生まれ。桐朋学園大学在学中に、プラハの春国際コンクールヴァイオリン部門で優勝。卒業後、アムステルダム音楽院にてH・クレバース氏に、また、ミュンヘン音楽大学にてA・チュマチェンコ氏に師事。この間、J.S.バッハ国際コンクール最高位をはじめ、エリザベート王妃国際コンクール、シベリウス国際コンクールなど、数々のコンクールに優勝、入賞している。平成14年度、文化庁芸術祭新人賞、平成20年度には京都府文化賞奨励賞を受賞した。
     ソロ、室内楽の分野で、国内外で活発な演奏活動を展開している。紀尾井シンフォニエッタ東京、東京クライスアンサンブルメンバー。アンサンブルofトウキョウのソロヴァイオリニスト、東京藝術大学准教授。

    玉井菜採(Vn)

    玉井菜採(Vn)

紀尾井だより
【紀尾井だよりVol.109】より
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