Kioi Hall 20th Anniversary Celebration Concert
中村恵理 ソプラノ・リサイタル
~あのネトレプコも認めた、抜きんでた歌唱力!
紀尾井ホール20周年を飾る 華麗なる一夜~

2015年4月2日(木) 開演:19時

  • 主催公演
  • クラシック
  • 紀尾井ホール

主催:日本製鉄文化財団

残席僅少

本場で絶賛される若き才能!!  オペラ歌手の本領発揮 華やかな公演

中村恵理は、ソプラノの女王 アンナ・ネトレプコの代役として「カプレーティとモンテッキ」のジュリエッタ役で英国ロイヤル・オペラに出演し注目を集め、現在はドイツ・バイエルン国立歌劇場専属ソリストとして活躍しています。ますます多忙を極めた2014年は、出演したオペラの言語も6か国語にわたりました。ゲスト出演も多く、英国ロイヤル・オペラでの「リゴレット」のジルダ役は、ライブビューイング中継も行われ、トラファルガー広場の大スクリーン前だけでも7,500人の観客が集まるなど、大きな評判を呼びました。
たゆまぬ努力と高い精神力で挑戦を重ね続け、そこから生まれる正確な歌唱と多彩な表現力、豊かな演技力は、欧米のオペラ界で絶賛されています。
2012年に紀尾井ホールで開催した初の本格的リサイタルに続き、今回の公演でも、日本とイタリアの歌曲のみならず得意とするオペラの名アリアで、オペラ歌手としての本領を発揮することでしょう。共演には、期待の俊英テノール エマヌエーレ・ダグアンノと、オペラを熟知し中村が信頼を寄せているピアニスト、デイヴィッド・ガウランドを招き、紀尾井ホール20周年の開館記念日を飾る、華やかな舞台をお届けします。
日本で中村恵理を聴くことができる貴重な機会です。お聴き逃しなく。


中村恵理のFacebookには出演する舞台などについての情報が満載です。
⇒中村恵理Facebook (外部ページへ移動します)
出演者
中村恵理(ソプラノ), エマヌエーレ・ダグアンノ(テノール), デイヴィッド・ガウランド(ピアノ)
曲目
  • 中田喜直:むこうむこう
  • 中田喜直:たんぽぽ NAXOS
  • 中田喜直:さくら横ちょう NAXOS
  • ティリンデッリ:おお、春よ
  • レスピーギ:霧 NAXOS
  • サントリクイド:ふくろうは歌う
  • サントリクイド:森の月の出
  • ベッリーニ:追憶 NAXOS
  • ドニゼッティ:漁夫 NAXOS
  • ドニゼッティ:愛と死 NAXOS
  • ドニゼッティ:永遠の愛と誠 NAXOS
  • ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」より “そよ風に聞けば” NAXOS
  • ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」より “人知れぬ涙” NAXOS
  • ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」より “受け取って” NAXOS
  • グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より “恋よ、恋” NAXOS
  • グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より “清らかな夜”
  • グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より “神よ,何という戦慄が”
  • 【備考】表示のある曲は試聴できます。詳細はこちら。
チケット料金(税込)
S席 8,000円【予定枚数終了】 A席 6,000円【残席僅少】 学生A席 3,000円【残席僅少】
【紀尾井ホール開館20周年 友の会会員15%割引対象公演】
 

※乳幼児等未就学のお客様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。

※曲目は予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください。

チケットお取扱い
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
(10時~18時/日・祝休)
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お問合せ

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出演者プロフィール
  • 中村恵理(S) Eri Nakamura

     大阪音楽大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所修了。新国立劇場に「フィガロの結婚」、「フィデリオ」、「ファルスタッフ」等で出演し注目を集める。オペラスタジオ・ネザーランドに在籍後、2008年に英国のロイヤル・オペラハウスにデビュー。2009年にアンナ・ネトレプコの代役として急遽「カプレーティ家とモンテッキ家」のジュリエッタを歌い大成功を収め、センセーションを巻き起こした。2010年にはサー・コリン・デイヴィス指揮の「フィガロの結婚」スザンナ役に抜擢され、新聞各紙から絶賛された。同年バイエルン国立歌劇場と専属ソリスト契約を結び「フィガロの結婚」でデビュー。またロイヤル・オペラの「ウェルテル」「トゥーランドット」(パッパーノ指揮)等にも出演。コンサートやリサイタルを重ね、ロンドン・フィル、東京フィル等と共演。英インディペンデント誌「Talent2010」音楽家部門に選出された。またケント・ナガノ指揮のバイエルン国立歌劇場管弦楽団とヴァチカン市国において、ローマ法王への御前演奏を行った。
    日本では、2012年紀尾井ホール主催公演で、リサイタルデビューを飾る。この公演の成功により、2012年度アリオン賞受賞。NHK交響楽団「第九」のソリスト、また2014年正月の「NHKニューイヤーオペラコンサート」にも出演し大好評を 得る。この模様は全国に放送され話題を呼んだ。2014年は、バイエルン国立歌劇場で「ホフマン物語」アントニア、「ポリス・ゴドゥノブ」クセニヤ、またワシントン・ナショナル・オペラで「魔笛」パミーナで米国デビュー、9月にはロイヤル・オペラで「リゴレット」ジルダに出演し、ロンドンのオペラビューイングでは7,500人以上が鑑賞し、大成功をおさめた。

    中村恵理(S) Eri Nakamura

    中村恵理(S) Eri Nakamura

    • エマヌエーレ・ダグアンノ(T) <br/>Emanuele D'Aguanno

      エマヌエーレ・ダグアンノ(T)
      Emanuele D'Aguanno

      1978年ローマ生まれ。ペドゥロッロ音楽院にてギター奏者として音楽の基礎を学ぶ。その後、声楽に転向し2001年に同音楽院を修了。ミラノのエンリコ・カルーソー・コンクール、ならびにトレヴィーゾのトーティ・ダル・モンテ・コンクールにて頭角を現した後に、オペラとコンサートでの活動をスタートする。これまでにヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場、ヴェローナ・フィラルモニコ劇場、ボローニャ市立歌劇場、トリノ王立歌劇場、などイタリア国内の一流劇場をはじめ、フランス、オーストリア、アルゼンチン、ブラジルといった国々の劇場にも出演。「愛の妙薬」ネモリーノ、「フィガロの結婚」バジリオ、「セヴィリアの理髪師」アルマヴィーヴァ伯爵、「トリスタンとイゾルデ」牧人と水夫が挙げられる。近年は、2010年グラインドボーンオペラ「ドン・ジョヴァンニ」ドン・オッターヴィオ、2012年「コジ・ファン・トゥッテ」フェルランド、「トゥーランドット」ポン、2013年「椿姫」ガストーネ。また今後は、2014年9月以降「椿姫」アルフレード、「ファルスタッフ」フェントン等を予定している。

    • デイヴィッド・ガウランド(Pf)<br/>David Gowland

      デイヴィッド・ガウランド(Pf)
      David Gowland

       英国王立音楽大学で学び、ミュンスター伯爵夫人音楽基金の援助により、ナショナル・オペラスタジオでも研鐙を積む。1987年にグラインドボーン音楽祭スタッフとなり、20年間務める。1989~96年までジュネーヴ大劇場の首席音楽スタッフとして、サー・ジェフリー・テイト、クリスティアン・ティーレマン、ミシェル・プラッソンら数多くの巨匠指揮者の補佐を務める。また、パリ・オペラ座、ローマ歌劇場、ザル.ツブルク音楽祭、エクサン=プロヴァンス音楽祭等で副指揮者やコーチとして参加。オーストラリアで行われたテイト指揮「ニーベルンクの指輪」のシニア・コーチを務める。また、英国王立演劇学校で「三文オペラ」を指揮する。一方、英国王立音楽大学、ギルドホール音楽演劇学校等で客員講師を務める。2000年よりロイヤル・オペラの若手演奏家育成を行う「ヤング・アーティスツ・プログラム」に携わり、2006年から同プログラムの音楽監督を務める。

紀尾井だより
【紀尾井だよりVol.109】より